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毎日更新! ミラノサローネ現地リポート Grazie mille! Ciao!!(2007/04/24 08:48更新)
ただいま現地時間で24日の11:50。
見る見るうちに“ソファ”や“チェア”、“デスク”だった作品たちが“紙”に戻って行きます。何度も何度も試作と分解を重ねた沼澤氏、松田氏の両デザイナーだからこそ、分解も素早く進んで行きます。やがて分解された紙は、日本から運ばれてきた時の梱包箱に納まり、我々より一足早く日本に向けて出発しました。
会場内でまだ作業をされている、顔見知りになった方々にあいさつをして、我々は会場を後にしました。会場のゲートを一歩出ると、得も知れない達成感と充実感、そしてほんの少しの寂しさを感じつつ駅に向かいました。
今回の初めてのミラノサローネでは、「よかった」という満足する気持ちはある反面、さまざまなところで反省することも多く残りました。それは作品に対してはもちろん、その出展形態、配布物の使い勝手など。そして私の取材活動においても、反省を挙げたらキリがないほどに悔やまれる部分は多々あります。今はそれを真摯に受け入れ、もし来年ミラノに来ることがあれば、その反省を課題に変えてクリアし、今年以上のパフォーマンスを実現いたします。
会期終了! 貴重な時間に感謝!!(2007/04/24 05:25更新)
ただいま現地時間で23日の19:30。
今日は13・15ブロックと22・24ブロックをチョイスしましたが、これだけでも見学するのに4〜5時間はかかります。しかも写真撮影禁止のショウルームも多く、不用意にカメラを向けようものなら係員の方が飛んできて注意を受けることも多々ありました。申し訳ございませんでした。写真が撮れないとなればカタログ収集は常套手段。さまざまなカタログを片手にひたすら歩き回った私と松田氏…。たぶん5年分くらいは歩いていると思います。
最終日とあって具体的な商談を進めるショウルームもあり、ビジネスチャンスが転がっている展示会ならではの風景があると思いきや、展示作品のテーブルに昼食を広げているショウルームもあり、はたまた昼過ぎにも関わらず撤収を始める小ルームなど、それぞれがそれぞれの最終日を過ごしています。
全体的には“やや閑散”と言ったイメージですが、逆に最終日を迎え活気づくコーナーもありました。それはデザイナーたちが自由な発想でブースを想像する「SALONE SATELLITE 07」。ミラノサローネらしくインテリアが中心ではありますが、掛け軸、クロスやカーペット、中にはベンチを展示しているにもかかわらず、どう見ても壁のアートがメインではないかと思われるブースなど、バリエーションに富んだ表現を楽しむことができます。
とにもかくにも、さまざまな経験をさせてもらったミラノサローネ。ミラノに到着から今日まで、いろいろな人と出会い、支えられ過ごした6日間でした。そして明日からの撤収作業は、なんとも寂しい気持ちもします。 日本会場 展示作品のご紹介 〜FANTASUTEKI〜
“食”とはまさに楽しみの巣窟だと思います。味はもちろんのこと、香りも然り、歯触り舌触りなどの感触も然り、“卓”を囲んでの人との触れ合い然り。そしてなにより大事なのは、実は視覚にあると思います。目隠しをして食事したら、きっとそれは味気ないものになってしまうと思います。
日本企業のデザインを見学(2007/04/23 06:11更新)
ただいま現地時間で22日の22:10。
ドゥオーモ広場の周辺、あたかも銀座の歩行者天国のような場所に「Sony Design × Master Craft Lombardia」の会場がありました。ソニーのデザイン部と北イタリアのロンバルディア州の工房のコラボレーションにより、さまざまなプロトタイプが展示されていました。繊細で落ち着きのあるデザインテーストは、そのコンセプトの通り「新しいモノの佇まい」と「人と空間の心地よい関係」を体現しています。
続いて我々は時間が惜しいとばかりにタクシーに飛び乗りZONE TORTONAへトンボ返り。次なるお目当てはYAMAHAの出展会場です。個人的にも楽器を演奏することが好きな私にとって、この展示会場はつい時を忘れてしまう空間です。
次に訪れたのはTOTOの展示会場。今年のTOTOの会場は非常にコンパクトで瀟洒なイメージが漂っています。展示会場のアクセントになっているのは、流麗なリーフ。そのリーフが眩く浮かび上がる休憩所は、合わせ鏡により幻想的な雰囲気を醸し出しており、暗くもなく明るくもないほどよい空間は、とても居心地のいい場所になっていました。トイレはいわばくつろぎの場所。人がくつろぐということを熟知した企業だからこそ成し得た展示と言えます。
冒頭にも書きましたが、2007 ミラノサローネも残すところ後1日。取材にラストスパートをかけてみたものの、すべてを見切れないほどの奥深さには脱帽の一語。こうなるとぜひ来年も訪れたくなってしまいます。
日本会場 展示作品のご紹介 〜design Fresco〜
我々のごく近くに展示ブースがあるdesign Frescoさん。展示されているイスはU.F.O.を想起させるデザインで、シンプルな美しさを纏っています。
ミラノサローネは巨大なテーマパーク?(2007/04/22 12:15更新)
ただいま現地時間で21日の11:50。
普段、我々は日本国内の展示会などにも足を多く運びますが、国内の展示会は会場から1歩出れば、それまでの“気分”は終了してしまいます。しかしこのミラノサローネは街全体が展示会一色のため、その街にいる限りデザインで遊ぶことができます。まるで街全体がデザインを題材としたテーマパークのようなもので、各出展会場はさながら“パビリオン”といったところでしょうか。
私はデザインの面で、日本が決して立ち後れているとは思いません。作品自体のクオリティーなどは、むしろ勝っている部分も多くあると思っています。ただ、このミラノサローネを体感してみて、そのデザインを受け入れる土壌のギャップには、軽くカルチャーショックを受けています。いいデザインはいい環境から生まれる…そんな気がしてなりません。
日本会場 展示作品のご紹介 〜FUJITSU〜
今回FUJITSUさんのブースでは、これからの“挑戦”が展示されています。まだまだ実現には遠くても、あえてこのミラノサローネでは“商売”よりも“夢”を選んでの出展となっています。
日本会場 展示作品のご紹介 〜AKIKO SAOTOME〜
今回我々が知り合った中で最も波長が合う人のひとりが、インテリアデザイナーの早乙女 明子さん。ぜんぜん気取らなく自然な印象。しかも気さくに声をかけてくれる人柄に、我々もどこか安心してお付き合いをさせていただいています。
ZONE TORTONAとは?(2007/04/21 15:58更新)
ただいま現地時間で21日の午前4:00。
さて、そんな苦労話はさておき、本日(日付は変わってしまいましたが)は、そんなZONE TORTONAについて記してみようかと思います。
このエリアにはクリスタルで有名な「SWAROVSKI」やトヨタ自動車の「LEXUS」などが出展。
展示会場のポイントは、バス停のようなサインでお知らせしているので、マップがなくともただただZONE TORTONAを歩くだけ、すぐに素敵な展示物と出会うことができます。ただし、一日で見切れるほど甘くはありません。その数は膨大でじっくり見るならやはり会期の6日間はまるまる掛かってしまうくらいのボリュームがあります。我々も残り3日間ですべてを見倒して、ここで紹介する予定です。まだまだZONE TORTONA探訪は続きます…。
ちなみに2007 ミラノサローネがスタートして3日間が経過しました。会期の半分が経過しましたが、我がMarket in Labの展示ブースでは、おかげさまで用意して来たパンフレットとエココエがSOULD OUTとなりました。会期の半分でまさか配布物が終了してしまうとは、スタッフも私もびっくり。それだけ好評を受けている確信と自信を持つことができました。明日からの後半戦、私をはじめ沼澤氏、松田氏の残りの名刺を武器に戦います。
最後に、本日沼澤氏はロシアのテレビ番組のカメラクルーにカメラを向けられていました…しかもかなりのどアップで。しかし放送されるかどうかは分かりませんが…。
ミラノの街を巡る(2007/04/20 09:30更新)
ただいま現地時間で19日23:40。
2007 ミラノサローネの2日目ではありますが、我々は16日からフル稼働ということもあり、若干の疲れを感じてまいりました。というワケで多少の息抜きも必要かと、出展で多忙な時間の間を縫ってミラノの中心地「ドゥオーモ」に、沼澤氏とともに行ってきました。
冗談はさておき、そのエコロジー視点のお話ですが、実際にミラノを訪れてみて感じたこと、それは…喫煙者の多さです。そして実はあんまりクリーンではないという事実。これには正直びっくりしてしまいました。
と、「エココエ編集人」としての視点はここで一旦終了するとして、ちょっとデザインの話を。これはドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶ、通称「ガッレリア」と呼ばれるアーケードでの話ですが、このガッレリアはミラノっ子の社交場で、多くのカフェやブランドショップが軒を並べています。
風情としてはちょっと大人の感じで、東京で例えるなら銀座と言ったところでしょうか、とにかく景観のブランディングは徹底的に行われています。軒を並べるショップの看板は黒字に金色の文字に統一。C.I.カラーは一切許されず、あのマクドナルドでさえ、ルイ・ヴィトンと同様、黒字に金文字の看板。日本でもおなじみの赤字に黄色の「M」マークではないだけに、一瞬マクドナルドとは認識ができません。それでもここに出店している企業は持ち前のC.I.を捨ててまでこの地に店を出す。それはそれだけの価値がこの街にはあるという判断からなのでしょう。
そんなことを考えながら、私と沼澤氏はガッレリアを抜け、スピーガ通りにある「ドルチェ&ガッバーナ」に消えて行きました…。
日本会場 展示作品のご紹介 〜CO/EX〜
16日の展示ブースの設営の日、会場最寄り駅に辿り着いた我々に次なる難関が待ち受けていました。それは最寄り駅から会場までの道のりが、どうも分からないという由々しき問題。地図を見ながらまごつく我々に救いの手を差し伸べてくれたのが、CO/EX(コエックス)の根津さんでした。
ついに開催! 本会場リポート(2007/04/19 12:43更新)
ただいま現地時間で18日23:50。
その人の群れを縫うように進み、入場ゲートから一歩足を踏み入れると、まずは会場の広さにびっくり! つい日本の“幕張メッセ”と比較してしまう…。ざっと見積もっても5〜6倍? いや、それ以上か?? と言うほど広い! 我々は日本を発つ前から3日券を手配していましたが、それは正解。とてもではないけど、1日では見切れないボリュームです。
そしていよいよ展示場に。それぞれの個性に彩られたブースは、まさに圧巻の一語に尽きますね。まずパッと観た瞬間に思ったことは、これらは「ブース」として捉えるべきではなく、もはや「ショウルーム」として捉えるべきではないかと思いました。とにかく各出展者のブランディングの徹底には、予算と時間を潤沢にかけたことが一目瞭然でわかります。インテリア自体のデザインはもちろん、その作品をいかに魅力的に魅せるか。彼らはその答えをよく知っています。
さて、本会場で私と松田氏が世界のデザインと日本のデザインを熱く語っている頃、日本会場では沼澤氏が孤軍奮闘で接客を行っていました。もちろん、あの“前掛け姿”で。
日本会場 展示作品のご紹介 〜TAKEO〜
現地での準備作業、プレスプレビュー、そして本日の開催と濃厚な3日間を過ごすうちに、多くの出展者の方々との交流させていただいています。今日はその中から、独自の素材提案をされているTAKEOさんをご紹介いたします。
開催に先駆け、プレスプレビューでの手応え(2007/04/18 09:54更新)
ただいま現地時間で17日23:50。
駅前こそ人の波が激しいものの、会場に近づくにつれ、今度はクルマの交通量が増えてきます。石畳の狭い路地に行き交うクルマの列は、やはりどこか忙しなく感じますが、それでも一度街路樹の緑に目をやると、どこか気持ちが落ち着きます。しかもその緑の実に鮮やかなこと! まさに“深緑”という言葉がぴったりで、日射しも若干暑く、初夏の趣が漂います。
そうこうしている内に会場に到着。会場に到着するや否や、設営の最終調整を終え、いよいよ待ち受け体制は万全となりました。沼澤氏はこの日のために新調した自前の前掛けを“装着”。まさに臨戦態勢です。この前掛けは実にいいアテンション効果を発揮。彼のこの“ファッション”に興味を引かれて訪れ、写真に収める人が少なくありませんでした。ちなみにこの前掛けに関しては、後日、この現地リポートにてインフォメーションがあります。ぜひチェックしてください。
プレスプレビューが進むにつれ、実にさまざまな取材が訪れました。それはテレビ番組から雑誌などのメディアをはじめ、建築関係者、家具製造関係者、紙業界関係者など、各業界から多くの人が訪れ、質問を投げかけてきました。また、我々にとってはうれしいことに、同じ会場に出展されている方々の興味も獲得し、お互いの作品を見せ合い、数多くの方と知り合うことができました。この2007 ミラノサローネで知り合った方々とは、クリエイターとしても、個人的にも長いお付き合いになる予感がします。
いよいよ明日からは本開催。知り合った方々との連帯感も深まり、明日からの日程がますます楽しみになった夜でした。
【予告】日本ブース出展作品のご紹介【開始】
明日の本開催以降、この現地リポートでは日本ブースに出展されている作品をひとつずつご紹介していきたいと思います。全部ご紹介できるかはわかりませんが、少しでも多くの作品をご紹介できればと思います。お楽しみに!
ブースの設営を終えて…(2007/04/17 07:37更新)
ただいま現地時間で、16日23:30。
予定より遅れること1時間。無事積み荷が到着するや否や、さっそく会場内へ運搬。即座に荷解きから作業を開始します。何度も何度も展示会に出品してきただけに、もはやこの手の展示会は慣れっ子といった風。手際の良く捌きます。
私はエココエの編集人として、ツールボックスの方々とは懇意にお付き合いさせてもらってますが、出展のための準備作業に、始めから終わりまで立ち会うのはこれが初めてでした。いろいろと情報交換をさせてもらっている中で、彼らの作品はカンタンにできるものではないことは十分に理解しているはずでしたが、改めてこうして作業の取材をしていると、私の想像を超える苦労が隠されていたことに、ちょっとしたショックを受けました。デザイナーの沼澤氏、松田氏両名は自分の手がけた作品を黙々と組み上げて行きます。それこそ、自分の作品を正面から捉えて、パーツをひとつずつ組み上げて行く様は、さながら作品と対話しているかのようでした。
おこがましい話。私は彼らの紆余曲折を目の当たりにしてきました。その独自のスタンスは、独自だからこそ正解がないことも理解しています。すべてが自信満々で進んでいる訳ではなく、その中にはどのような評価を受けるのか、不安の要素も多く含んでいることでしょう。しかし、このイタリアはミラノの地で丹念に作品を仕上げ、そして、その作品の完成が近づくにつれ、同じ会場で出展準備を進める人たちから驚きと感嘆を受けているのを見て、17日のプレスプレビュー、18日の開催へ、確かな手応えを掴みました。きっとそれは私以上にデザイナーの両名が感じていると思います。
とにもかくにも、これからMarket in Labの作品は世界に発信されます。きっと良きも悪しきもさまざまなリアクションが寄せられると思います。そのリアクションはこれからの活動の肥やしになっていきます。2007 ミラノサローネは、大きな“通過点”のひとつ。準備を終えて、ワクワクした気持ちで本番を迎えられる実感が得られたことは、今日の大きな収穫です。
イタリア・ミラノ到着(2007/04/16 09:00更新)
イタリアの現地時間は4月16日の深夜2時。約13時間におよぶ移動の末、ようやくホテルでのネット環境も整いました。本日より、ミラノサローネの模様を現地よりお届けしてまいります。
現地派遣スタッフによる、速報リポート配信決定!(2007/04/12 00:00更新)
いよいよ4月18日よりミラノサローネが開催されます。当サイトでは4月16日より、Market in Labの広報を担当する“エココエ編集長”こと、谷上希之 氏による現地リポートがスタートします。
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